#3「会社はどうでるのか」
今回は、ちょっとややこしくなってきたので登場人物を整理します。
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僕:ブログ主。40歳。色々つらい
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心さん:心の友。僕と同じ立場の管理職で、先に退職願いを提出。
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エライ人:本社の役員クラス。僕たちの上司。
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元上司:いろいろあって、今は僕たちの部下。ややこしい立ち位置。
心さんが退職願いを出した翌日、エライ人から電話がかかってきた。
「聞いたか? …で、君は辞めないよね?」
急にストレートすぎて笑った。
でも、こういう時は感情を見せたら負け。とりあえず軽めに返す。
「今のところ考えてないですよー。限界がきたらわかんないですけどね」
すると、次の質問。
「心さんがどこに転職するか知ってる? A社か?」
あー、そうくるか。
実は心さんからそれとなく聞いてたけど、言っていいかはわからない。
「知らないですよー(いや、ほんとは知ってるけどさ)」
エライ人はちょっと間をおいて、こう言った。
「信じてるぞ、僕」
…この「信じてる」ってセリフ、地味に重たい。
でも電話はそれで終わった。
正直、エライ人も大変だとは思う。
でも、心さんが抜けたぶんの仕事を誰かが肩代わりしてくれるわけじゃない。
「仲間だろ?」「みんなで助け合おう」みたいな綺麗ごとばかり並べて、
結局、責任や負担は現場に押し付けられる。
そういうの、もううんざりだ。
だから、僕は決めた。
✔ できないことははっきり言う
✔ 安請け合いはしない
✔ 責任を押し付けられないように戦う
これから先、会社がどう出るのか。
でもそれ以上に、自分がどう動くかを決めないといけない。
つづく →
#4「何故 僕はすぐ辞めないのか」